着物での手の位置はどうする?和装の正しい手の組み方&NG例

和装をする機会(結婚式・お茶会・成人式・着物デートなど)で、手の位置に迷ったことはありませんか? 着物を美しく着こなすためには、立ち姿や所作が重要です。特に手の組み方ひとつで、上品で洗練された印象を与えることができます。

本記事では、和装での正しい手の組み方やNG例を分かりやすく解説します!

和装での基本的な手の位置・組み方

立っている時の手の位置

女性の場合

  • 左手を上に重ね、右手を下に添えてお腹の前で組む(着物の前合わせと揃える)
  • 指先は揃えて軽く添えるようにする

男性の場合

  • 両手を軽く重ね、おへその前で組む
  • 袂(たもと)を押さえるようにすることもある

座っている時の手の位置

女性の場合

  • 正座の際は、太ももまたは膝の上で左手を上にして重ねる
  • 指を揃えて、軽く膝の上に置く

男性の場合

  • 正座の際は、膝の上または腿(もも)の上に軽く置く
  • 手を重ねるとより上品な印象になる

お辞儀をする時の手の位置

  • 女性は手をお腹の前で組んだまま、上体を傾ける
  • 男性は体側に添えるか、前に軽く重ねた状態でお辞儀をする

歩く時の手の位置

  • 袂(たもと)が広がらないように、女性は片手で軽く押さえる
  • 男性は自然に手を下ろして歩くが、必要に応じて袂を押さえる

和装でやってはいけないNGな手の組み方

和装では、手の位置を間違えると美しい着姿が台無しになってしまいます。以下のNG例に注意しましょう。

  • 手を後ろで組む → カジュアルすぎる印象になり、フォーマルな場では不適切
  • 腕を組む → 威圧感が出るためNG
  • ポケットに手を入れる → 着物の美しさを損なう
  • 指がバラバラで揃っていない → だらしなく見える

和装の美しい所作を身につけるポイント

美しい和装姿を保つためには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。

  1. 手は自然に添える意識を持つ
  2. 指先まで意識し、揃える
  3. 背筋を伸ばし、姿勢を正す
  4. 和装の際は動きをゆっくりと丁寧にする

まとめ

和装では手の位置がとても重要です。正しい手の組み方を意識することで、より美しく上品な所作に見えます。

NG例を避けながら、自然な動きを意識すれば、より魅力的な和装姿を演出できます。

これから着物を着る機会がある方は、ぜひ今回のポイントを参考にしてみてください!

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